寒冷地仕様の基礎工事
何かと急ピッチで工事が進んでいます
地鎮祭が終わったと思ったら
大型重機で大穴掘り&整地が始まりました
いたる所にあった木の根も掘り起こされ
山のように高く積まれています
それにしても・・・
人の背丈ほどの穴が基礎部分に掘られました
そんな基礎深くなくていいんじゃない?
普通基礎の深さってどれぐらい?
「基礎は地面から少し下がったところから施工がされていて
建築基準法では根入れ深さ(地面から基礎の底盤までの深さ)
が基礎の種類ごとに定められています
布基礎根入れ深さ:地面から240mm以上
ベタ基礎根入れ深さ:地面から120mm以上」
(布基礎・コンクリート基礎部分だけ
ベタ基礎・床全部をコンクリートで覆う)
まぁ要するに24センチ以上の深さが
あればいいって事ですね
でも・・・
この野辺山高原は寒冷地な為
凍結深度以下にしなくてはいけないのです
んじゃぁどれくらい?
ざっとアバウトに言えば
150センチ以上
建物が始まる部分まで入れると
180センチ位かな?
隣の清里高原では70センチ位で大丈夫だって
聞いたけど・・・
やっぱり野辺山寒いなぁ・・
まぁ清里高原はすぐに岩盤帯らしいので
70センチで大丈夫なのだとは思うけど
この野辺山高原は岩盤帯は結構深くにあるので
結局のところ150センチは最低でも
掘らないといけないらしいです
んで・・・
カナディアンロッキーの基礎は
底辺から基礎の一番上まで
(基礎の下の砕石敷設も含めて)
200センチ・・・2メートルです
オイラの身長のはるか上です
地下部分で身長ぐらい・・・
そりゃぁ金もかかるし
時間もかかるよなぁ~(´;ω;`)
だって地下基礎部分で約7倍も
深くしないといけないんだもん
建築費だって防寒や防風に余計に
かかってしまうもんなぁ~(´;ω;`)
まぁ仕方がない
それだけ季節を感じられる所に
移転したって事だもんね♪
それにしても・・・
ギリギリ間に合ってよかった
あと半月遅れていれば
野辺山は寒すぎて
基礎工事できなくなってOPENが
また半年遅れる所だった・・・
(あまりに気温が低いとセメントの水分が凍りつき
強度の無いコンクリートになってしまうのです
その場合ボロボロと崩れる基礎の為
家なんか建てられません)
今月半ばからは建物が立ち始めます
OPENに向けて頑張っています
まぁ💦ほぼほぼ職人さん達がですがね( ´艸`)
オイラはせっせと木の根や伐採木の処理
それと焚火職人でもある