カナディアンロッキーにかわいいお客さん侵入
の続きです
4月28日のランチが終わり
店じまいをしてアルバイト君が
「腹減ったぁ~♪あぁ~腹減ったぁ~♪」
と歌いながら本日のランチの
ツナトマトのソースを温めて
パスタをゆでている時でした
何かがオイラとアルバイト君の背後を通った気配がして
振り向いたら・・・
調理場になんと・・・
「白い猫」が侵入してきていました
オイラはパニック
「なぜ?猫?どこから入った?」
そうこうしている間に
その猫ちゃんはピッツァ窯の裏へ逃げ込み
人間の手の届かない所に入り込んでしまいました
懐中電灯で照らすと
背骨が浮き出る位やせた白い猫で
頭とシッポが茶トラな青い目をした子でした
にゃぁ~にゃぁ~♬とよく泣く子です
とりあえずこの子は保護しなくてはいけないと思い
カナディアンロッキーのあらゆる窓を閉め
外に逃げないようにしました
本来なら飲食店ですので
外に追い出すのが先決ですが
今回はあまりに痩せていて
外の交通量の多い所に出すのは命の危険と判断し
緊急措置として閉じ込めました
一回は両手でつかみ保護したんですが
逃げようとその両手をガブガブと噛み
オイラの両手は血まみれ
そしてオイラの手からするりと脱走
2階へと昇って行ってしまいました
2階は工事の為荷物が散乱していて
どこに潜り込んだのかわからず
しばらく様子を見ることにしました
ですが待てど暮らせど姿おろか音もしません
2階にいることは確かなんですが
やはり先ほどの捕獲失敗が効いているみたい
どうしょうか?
そういえばボランティアさんに連絡して
捕獲機を借りて夜設置できないだろうか?
っと思い早速連絡をしてみると
あっという間に捕獲機をもって来てくれました
営業が終わり捕獲機2台を置き
「秘密の猫ホイホイ餌」をセットして
次の日を待ちました
さすが‼「秘密の猫ホイホイ餌」と
ボランティアさんの経験
朝にはその可愛い猫ちゃんがしっかりと
捕獲機に入っていてくれました
これで一安心♪
本来オイラが病院に連れて行かないといけないんですが
そのまま朝にボランティアさんの手で
病院へ連れていってもらい
色々と処置やら保護やらをして頂きました
本当にありがとうございました
がりがりに痩せていたので生後半年位かと思っていましたが
1歳の男の子でした
飼い主さんが見つかるまでは
「ロッキー」君と名前を付けて頂きました
幸いにもすぐに飼い主さんが見つかり
「ロッキー」改め「空」君になりました
引き込まれるようなその瞳から
名前が付けられたんだと思います
本当に良かった
ボランティアさん達にも感謝いたします
この保護されてからの話は
ボランティアさんのブログをお読み下さい
「まるこの制作日記」
「ゆんりのブログ」
そしてこの方々が活動しているのが
当店のレジ横にも
このボランティア活動の募金箱が
設置してありますので是非皆さんご協力をお願いします
また天気のいい日には表にロッキー文庫が設置され
古本がいっぱい置いてあります
この売り上げも全額寄付されますのでよろしくお願いします