暑さ寒さも彼岸まで

何でしょうかね

数日前は寒くて毛布1枚で寝ると風邪ひきそうだったのに

昨日今日と気温がまた上昇して

体温調節が難しい日々が続いています

さて今日は彼岸の中日で秋分です

 

春分と秋分は二十四節気のひとつで

暦の上では春と秋の折り返し地点となります

春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになります

 

春分以降は昼が長くなるため寒さが和らぎ

秋分以降は秋の夜長に向かうため涼しくなっていきます

 

●春分は春(立春~立夏の前日)の折り返し地点

⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる

 

●秋分は秋(立秋~立冬の前日)の折り返し地点

⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる

 

ですが昼と夜の長さが同じだからといって

春分と秋分の気候が同じではありません

夏の暑さの名残で

秋分のほうが10度以上も気温が高いんです

ですが彼岸を迎えれば厳しい残暑や

寒さに目処がつくため

「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました

 

彼岸にはもちろん春彼岸と秋彼岸があります

春分の日(3月21日頃)秋分の日(9月23日頃)を

中日としてその前後の3日を

合わせた7日間を彼岸といいます

春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対して

秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります

 

 

さてお彼岸に欠かせない物

お供えものの定番といえば

「ぼたもち」や「おはぎ」

もち米とうるち米を混ぜて炊き

適度につぶして丸めたものを

小豆あんで包んだ和菓子です

「ぼたもち」と「おはぎ」は違う物なのか?

もしかしたら同じ物?

いやいや実はちょっと違うんですよ

その違いとは・・・

春は春に咲く牡丹にちなんで「牡丹餅」といい

秋は秋に咲く萩にちなんで「御萩」というようになりました

小豆は秋に収穫されるので

春はかたくなった皮を取ったこしあんを

秋は皮ごと使った粒あんを使っていました

その為本来「牡丹餅」はこしあんを

「御萩」は粒あんを使って作ります

 

さらにおもちは五穀豊穣

小豆は魔除けに通じることもあり

日本の行事に欠かせないものです

昔は甘いものが貴重だった為

ぼたもちやおはぎはご馳走で

大切なお客様やお祝い・寄り合いなどでふるまわれ

法要の際にも必ずお供えしていました

幸福の象徴ともされていました

 

 

あれっ?季節の話をしていたら

結局食べ物の話になってしまいました

 

ちなみに・・・

オイラの座右の銘は

「棚から牡丹餅」です

早く落ちてこないかなぁ~♪

あっでも秋だから「棚から御萩」か?

あなたが広報部長♫ フォロー&いいねをよろしくね♫

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください