JR小海線「八ヶ岳高原線」
JR小海線は山梨県小淵沢駅~長野県小諸駅間の普通鉄道線
東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)
全長78.9 kmで「八ヶ岳高原線」の愛称が付けられている
八ヶ岳の麓の標高1000mを超える八ヶ岳南麓を走り
清里駅─野辺山駅間には
標高1375 mのJR鉄道最高地点があります
野辺山駅はすべてのJRの駅で最高の標高にあり(1345.6m)
JR小海線の9駅がJR駅標高のTOP10に入っています
ちなみに10番目の駅が隣の中央線の富士見駅で
1932年(昭和7年)12月27日に小海線の小海駅から
佐久海ノ口駅までが開通するまでは
国鉄では最も標高の高い駅であった
実は当初小海線は富士見駅始発駅に計画されたが
土地買収等がうまくいかず小淵沢駅に変更された
当初の計画通りに行っていればTOP10全駅小海線になっていた
1野辺山駅
2清里駅
3甲斐大泉駅
4信濃川上駅
5佐久広瀬駅
6佐久海ノ口駅
7甲斐小泉駅
8海尻駅
9松原湖駅
10富士見駅
小淵沢~小諸に向かって左手に八ヶ岳を臨み
高原地帯を走ったのち
千曲川(新潟に入ると信濃川となる)沿いの谷間を抜け
佐久平地域に入ると市街地となります
佐久平駅は北陸新幹線との接続駅で
岩村田駅と中佐都駅の間は高架となり
新幹線の上を走るという全国でも珍しい構造になっています
乙女駅からはしなの鉄道と並走して終点の小諸駅に到着します
かつて小海線線を走っていた蒸気機関車C56が呼ばれていた
「高原のポニー」という愛称は
復活運転でC56が牽引した
『SLのべやま』臨時列車が由来だそうです
高原地帯を走行する路線を走行した小柄なC56を
小型の馬のポニーと見立ててそう呼んだそうです
復活運転以降はC56は小海線では走っていません
小海線=C56=高原のポニー
なのです
が・・・