埼玉鴨場

結構な前のブログで紹介した

越谷梅林公園の隣には

越谷鴨場・御猟場と地元民に言われている

「埼玉鴨場」があります

 

現在宮内庁が管理している鴨場は

埼玉県越谷市の「埼玉鴨場」と

千葉県市川市の「新浜鴨場」の

2か所がありそれぞれの鴨場には

約12,000平方メートルの元溜(もとだまり)と

呼ばれる池がある

その池には毎年1万羽を超える野鴨などの渡り鳥が

越冬のため飛来しています

鴨場では鴨の狩猟期間(11月中旬から翌年2月中旬)に

天皇陛下の思召しにより

内外の賓客の接遇の場として使用されています

鳥を傷つけない伝統的鴨猟を紹介し

それを通じて日本の自然・伝統・文化・歴史を

感じてもらう絶好の機会となっているそうです

 

この埼玉鴨場は北越谷の元荒川左岸の旧河道を利用して

明治41年に造られたそうです

越谷市を流れる元荒川(もとあらかわ)や新方川(にいがたがわ)

葛西用水(かさいようすい)中川(なかがわ)等の河川があり

水害対策や水田用水確保のため

江戸時代(徳川家康公より)から(「利根川東遷事業」「荒川西遷事業」)

たびたび大掛かりな工事が行われてきました

元荒川は名前の示す通り荒川が移った後の河川だそうです

(中川は利根川の移った後の河川だそうです)

その元荒川の川も何度かの改修移設がおこなわれて

現在の川の状態になりました

その時の移設跡地(旧河道)にこの鴨場が作られました

現在の元荒川より東側に旧荒川があったそうです

さいたま市岩槻区と越谷市の境より

少し越谷寄りに来たところから

河川変更がされたみたいです

もう昔過ぎていつの事だかは分かりません

江戸・明治の内の何処かでしょうね?

まぁ詳しく調べればわかるかもしれませんね

 

 

御猟場の為に

もっと前に紹介した北越谷駅にも昔

御料舎(皇族専用駅舎)がありました

確かに北越谷駅から少しの距離で

埼玉鴨場の入り口ですもんね

東武伊勢崎線(現スカイツリーライン)にも

御料列車が走っていたんですね

 

さて埼玉鴨場ですが普段は

一般公開していません

(年1回だけ身辺調査の後に

抽選で数名入ることができるらしいんですが)

よって入り口にも近寄ることはできません

試したことはないですが・・・

宮内庁警察の方か警備の方々が

鴨よりも我々を取り囲んで

捕獲してくれるでしょう

くれぐれも侵入しないようにしましょう

 

 

その鴨場から2軒隣にオイラの家があります

ですから「天皇の御料から2軒隣です」

っと家をいう時は言っています

皆「はっ?」っとなりますが

間違いなく2軒隣なんです

川も挟みますがね♪